牡丹亭~花影に散る嘘~ 第十七話「怒りに隠された想い」
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互いの誤解と傷ばかりが積み重なる日々の中、心も身体も限界に追い込まれた楊安凝(ようあんぎょう)は、ついに賀府を離れる決意をする。だがその逃亡の裏には別の思惑が潜み、彼女は再び命を狙われてしまう。救いの手を差し伸べたのは、皮肉にも賀行洲(がこうしゅう)だった。離れてなお耳に届くのは、荒れ果てた賀行洲の噂。阿片に溺れ、赤子の衣を抱き締めながら楊安凝の名を呼ぶ彼の姿を知り、楊安凝はついに、彼の怒りの裏にあった「失った子」への深い想いに気づく。